こんにちは!【DWK】ONLINE DIALOGUE Vol.25のゲストは陶葊(とうあん) 四代目当主 土渕善亜貴さんです。
陶葊さんは、1922年創業した京都最大の京焼・清水焼の窯元です。
華麗にして繊細という京焼の伝統を守りつつ、現代の感覚を取り入れた研究開発にも力を入れ、新たな技術の創出に取り組み、特に草花をモチーフとした器は広く知られ、約20名の職人がロクロ成形、絵付、施釉、焼成などを手掛ける工房の様子は圧巻です。
今回お話いただいた、土渕善亜貴さんは陶葊三代目当主・土渕善英の長男として生まれ、29歳という若さで陶葊を継ぎます。そして、2018年には天目茶碗の最高峰とされる「曜変天目茶碗」の再現に成功し、2019年に第41回京焼・清水焼展にて最高賞・経産大臣賞 受賞されます。
対談では陶葊を継いだ時の思い、そして今後取組みたいことをお聞きしました。
お知らせ−NEWS
終了
- DATE:
- 2020/12/01TUE
- TIME:
- 18:00 – 19:00
- PLACE:
- Youtube Liveにて配信(DESIGN WEEK KYOTOチャンネルより)
- FEE:
- 参加無料
トーク内容
①京焼・清水焼について
–他産地に比べて1つの様式がない–
②陶葊さんについて
–京瓦職人・陶彫・色絵付け・花結晶..世の中のニーズに合わせて–
③土渕さんが陶葊に入った理由
–何となくいつかは継ぐと子供ながらに思っていた–
④陶芸家 土渕善亜貴として
–曜変天目茶碗の再現について
⑤今後取り組みたいこと
–後継者育成、各世代ごとに技術を継承–
「技術は一回途切れてしまうと、復活させるのが大変。途絶えさせてないようにするためには仕事がないと、そしてその仕事をつくるためにはその時代のニーズに合わせないと。」
息子さんが20歳で、今後の10年で後継者育成をし、また会社全体でも20代~50代の各世代ごとに技術を継承するために、日々研鑽されている様子がお話の中で伺えました。
ぜひ、陶葊 四代目当主 土渕 善亜貴さんのお話をご視聴ください。
「目標があれば我慢できる」
無給の弟子時代を終えて独立した中西さんが
自分の工房を見つけて、自分の手で改造しながら完成させるまで約2年半
引っ越し屋のアルバイトをしながら費用を稼いでいた当時のことを振り返って
話されていた言葉がとても印象的でした。
ぜひ、刀鍛冶職人、中西さんのお話をご視聴ください。