DESIGN WEEK KYOTO 2023 in 丹波・京都・山城では、京都市下京区にある「KRP GOCONC」にて、ゲストをお招きし、トークイベントを開催します。
お知らせ−NEWS
トークセッション「“文化的景観”から世界における京都の役割を考える −イタリアの“テリトーリオ”からの学び」DESIGN WEEK KYOTO 2023 in 丹波・京都・山城で開催!
2/19開催!“文化的景観”から世界における京都の役割を考える −イタリアの“テリトーリオ”からの学び
地域に暮らす人々がその土地の風土に合った暮らしや美意識を育み、自然との調和を取って暮らしてきた結果、形成されてきた「文化的景観」。その意義と現代の社会における心の豊かさに着目し、都市と周辺の農村を一体的に捉えて地域社会のあり方を考え直してきたのがイタリアの「テリトーリオ」をはじめとする概念と政策です。古くから周辺の農村と行き来し合い、相互交流をする中から文化と景観を醸成して来た京都の現代における役割を「テリトーリオ」の概念を通じて考えていきます。
※本イベントは通訳が入ります。お気軽にご参加ください。
- 日時
- 2023年2月19日(日) 15:30〜17:00
- 場所
- KRP GOCONC 西地区10号館1階
- 参加費
- 無料
トークゲスト
Alessandro Biamonti(アレッサンドロ・ビアモンティ)/建築家、ミラノ工科大学デザイン学部准教授
ミラノ工科大学デザイン学部にて幅広いデザイン分野の研究・教育活動を行う。特に、新しい学問の地平を開拓すべく、 インテリアデザインを中心としながら、 学際的かつ国際的な資産を活用した新しい共同的な実践の活性化に注力している。中でもデザインの人類学的側面、ソーシャルイノベーションの観点から見たその影響、これらの探求に重点をおいている。デザインという学問は、その技術的・表現的なルーツを軽視することなく、現代社会のより広い問題に繋いでいくものと考えている。そのため、研究活動のかなりの部分はデザインを社会文化的次元に位置づけている。国内外の財団・企業・団体と協力した社会的弱者のウェルビーイングのための取り組みは、その例だ。一つにアルツハイマー症候群の非薬物療法を支援することを目的とした治療用ハビタット(空間環境、物理要素、技術、サービスからなるシステム)がある。これは研究・教育・共同デザイン体験を含む社会包摂戦略の一環である。
安西 洋之/ビジネス+文化のデザイナー
ビジネスや商品のローカリゼーションやデザインマネジメント領域を得意とする。文化とビジネスの狭間をテーマにした執筆や講演も行う。ストックホルム経済大のロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP社)監修後、意味のイノベーションのエバンジェリスト。
現在、21世紀に生きる新しいラグジュアリーの意味を探索中。特にラグジュアリーを視野に入れたスタートアップのロジック構築に関心がある。最新著書に服飾史研究家の中野香織さんとの共著『新・ラグジュアリー 文化を生み出す経済 10の講義』(クロスメディア・パブリッシング)。その他、『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?:世界を魅了する<意味>の戦略的デザイン』(晶文社)等がある。翻訳としてエツィオ・マンズィーニ『日々の政治 ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化』(BNN新社)。
イベント会場 KRP GOCONC
KRP GOCONC 西地区10号館1階(〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町91)
■京都駅より
JR 嵯峨野線(山陰線)「丹波口駅」より西へ徒歩5分
京都市営バス 73、75、83、86号系統 「京都リサーチパーク前」下車 徒歩5分
京阪京都交通バス 21、21A、27号系統 「京都リサーチパーク前」下車 徒歩5分
京阪京都交通バス 直行93号系統 「京都リサーチパーク4号館前」下車 すぐ