レポート−REPORT

「DESIGN WEEK KYOTO 2023 -Food & Fuudo-」学生参加レポート②

同志社大学広告研究会 add’s のメンバーでメインイベントのひとつである「モノづくり対話」に参加いたしました。

8月27日(日)「モノづくり対話」の初日を振り返っていきます。

会場はモダンなデザインのKPPアトリウム、目印はDESIGN WEEK KYOTOの旗。

DESIGN WEEK KYOTO 2023 –Food & Fuudo- 開幕

待ちに待った!DESIGN WEEK KYOTO 2023 –Food & Fuudo- が始まる。

ファウンダーの北林功さんが –Food & Fuudo- についての想いを語られました。

モノづくりに関わる方々、知りたい方々が集まり、叡智を生み出す。
新スタイル対話型イベントのスタートです!

最初のプログラムは、モノづくり対話×Bar KO-BOオープニングトーク

「モノづくり対話」のデモンストレーションが行われました。

異なる背景を持つゲストのお二方(岩井巽さん、大牧圭吾さん)と北林さんが、話題を提供し合い、知見を深めていきました。

日本中にある様々な石碑、赤べこの由来などなど、議題が移り変わっていく中で、驚きや発見がありました。

共創の場、「モノづくり対話」

今回の「モノづくり対話」では「Ocean」、「Mountain」の二つのテーマに分けられており、同時に四つのブースが開かれました。

新しいモノづくりのアイデアやコラボレーションを生み出すようなテーマを扱う「Ocean」では、「ホンマに美味しい野菜ってどんなん?」「義足のユニバーサルデザインとは?」等のテーマで対話が展開されていました。

モノづくりの世界にある正解のないコトについて共有し合い、気づきを得る「Mountain」では、「SDGsに取り組んだら何が変わるんだろう?」「人材確保、どうしてますか?-西陣織の現場から」等のテーマでブースが開かれていました。

どれも面白そうなテーマでどこに参加しようか迷いました...

今回私はMountainの「SDGsに取り組んだら何が変わるんだろう?」というブースに参加いたしました。

「ソーイング竹内」の竹内裕太さんがテーマの提供者となり、デザイナーや木工職人、クリエイター、銀行員など様々な背景の方々が集まり、テーマを深掘り。

話題提供者の竹内さんは、ビールやワインを製造する際に出てくる廃棄物を染料に再生する活動を行っているそうです。

実物を披露頂いたのですが、エプロンからハンカチまで優しい色で染められていました。

ソーイング竹内

また、対話においては、グラフィカルレコーディングという対話を視覚化して記録する試みが行われていました。

流れるように行われる対話を描き手の方達が形にしていきます。

可愛らしいデザインと要点をまとめられたグラフィカルレコーディング、対話が終わると、会場内に貼り出されます。

会場が対話で視覚的にも埋め尽くされる良い取り組みでした。

京の食材で「オープニングパーティー」

モノづくり対話後にはオープニングパーティが催されました。

北林功さんより「楽しく語り合いましょう!!」の掛け声。

京都の食材で作られた食事を楽しみながら親交を深め合いました。

モノづくり対話で話し切れなかったテーマについてさらに深くお話したり、
興味がある方に話しかけに行ったり、
あるいは日常的なお話をしたり…

美味しい食事と飲み物を傍らに、話し合う。

沢山の方々とご縁を結ばせていただく事ことができました。

今回のDESIGN WEEK KYOTO 2023 –Food & Fuudo- に参加させて頂いて、多様な背景の方々から刺激を受けました。

モノづくりに対して知見が深まった1日でした。

また、私が所属している広告研究会 add’s と今回のイベントのパートナー企業である京都リサーチパーク様と協働でフリーペーパーを作成させて頂くという共創が生まれました。

このようにご縁がつながるのが、「モノづくり対話」の魅力。

執筆:同志社大学広告研究会 add’s 橘川悠吾