DESIGN WEEK KYOTO 2023 -Food & Fuudo-
メインプログラムの一つである「モノづくり対話」に参加させていただきました。
9月3日(日)「モノづくり対話」の最終日を振り返っていきます。
場所は梅小路京都西駅から徒歩1分のKYOCA京果会館でした。
私は同志社大学広告研究会 add’s より学生展示兼、参加者として参加しました。
展示の準備を終え、どの対話に参加しようかパンフレットを眺めました。
レポート−REPORT
「DESIGN WEEK KYOTO 2023 -Food & Fuudo-」学生参加レポート⑤
モノづくり対話① ~作り手か運営か跡継ぎの奮闘!VIGORE 片岡さん~
今回、私は京都にあるオーダー自転車屋さんの「VIGOREカタオカ」さんの対話ブースを選びました。
サイクリングが趣味なので、いちユーザーとして参加しました。
VIGOREさんでは「フレームビルダー」という自転車のフレームを作る職人がおり、代々受け継いでいるそうです。
片岡さんは4代目にあたり、MBAを取得していて、フレームビルダーになるのか、経営に専念するのかの悩みを対話の議題として提供してくれました。
普段乗っているだけで、作り手の方を意識することはなかったのですが、今回の対話を通じて日本のオーダー自転車メーカーの悩みや今後の自転車業界についての理解が深まりました。
対話はグラフィカルレコーディングという手法で記録され、対話後は会場に貼りだして共有されました。
このおかげで、対話により当事者として参加できたと思えました。
モノづくり対話② ~街の幸福度の可視化の可能性、LIFULL 細谷さん~
次に参加した対話では、街ごとの幸福度と個人の価値観をマッチさせるという研究について、LIFULLの細谷さんと対話しました。
個人個人に趣味嗜好があるように、住む地域に対する価値観も千差万別なのに、住む場所を選ぶときにその価値観を選択に入れることができていなかったということに注目して、街ごとの価値観を見える化しようという試みを細谷さんから話題提供していただきました。
地元を離れ、一人暮らしをしている自分も当事者として楽しく対話に参加することができました。
生活の条件以外に、価値観で住むところを決めることで、地域とのつながりも今までと違うものになるのかもしれないなと感じる対話でした。
対話に様々な価値観を持った人が参加したからこそ、住むところに求めるものも違い、さらに対話が活発に進み、大学にいるだけでは触れることのできない意見に出会うことができました。
京の食材で「クロージングパーティー」
モノづくり対話後には、クロージングパーティが催されました。
モノづくり対話で対話した参加者の方々と、美味しいごはんとお酒を囲んでさらに深い対話をすることができました。
話をしていると盛り上がり、グラフィカルレコーディングに追加で内容を描きながら楽しく有意義な時間を過ごしました。
今回のDESIGN WEEK KYOTO 2023 –Food & Fuudo-に参加させていただいて、大学の外の世界で様々な考えや価値観に触れ、刺激を受けることができました。
また、プロのデザイナーの方やカメラマンの方などとの素敵な縁を得ることができました。